湯の本温泉 あづまや旅館
平山旅館を出て、次に向かったのは「あづまや旅館」。
昔ながらの木製窓格子。
宿の歴史を感じさせます。
木の窓枠に摺りガラス。昭和の佇まいをそのまま残しています。
演出でなく、自然に年を重ねた宿だけが持つ趣。
浴室はひとつ。貸切で利用します。
2~3人用の浴槽にほんのり濁った湯が掛け流されています。
といって薄いかと言えば全くそうではなく、飲めば強烈な塩味+炭酸金気味。
成分総計も16000mg/kg位あります。
透明度が高いのは源泉温度が52.6度と他より低く投入量をさほど絞っていないため、
酸化する前の比較的新鮮なお湯が満たされているからなのでした。
湯口は2つありますが、実際使われているのは下の方。
木の栓の緩め加減で投入量と浴槽内の温度を調整します。
とても気持ちよかったです。
お湯の鮮度重視な方におすすめな旅館です。
玄関先の鉢の中で、金魚が元気に泳いでいました。